ビッグバンセオリー(ドラマ)

全米がワロタ】The Big Bang Theory(ビックバン・セオリー)のバカ真面目なオタクの日常

Netflixで見られる作品、とりあえずの最後は毛色を変えてコメディドラマを紹介。

ビッグバンセオリーです!

ちなみに、邦題には妙な副題がついていますが、どう考えても失敗しているよなあ(個人的意見です)。

さてこのドラマ。netflixでは最初からは見られないのですが、問題なく楽しめます。私も途中からしか見ていませんが、wikipediaなどで人間関係を軽くさらっておけば大丈夫でした。

 

簡単に説明すると、主人公たちはアメリカの大学に勤務する物理学(など)の研究者です。友人4人組と、その恋人や妻(うち二人はやはり研究者)が主要登場人物。

研究者と言っても私は何度かブログでも書いている通り社会科学系でして、理系の研究者や大学(学部)の在り方・事情にはさっぱり疎いんですが、それでも共感してしまう研究者あるあるが笑えます!特に同業者の人には文理問わずオススメ。

何があるあるかというと特に、シェルドンという天才的物理学者という設定の人物が、「研究者によくいる感じの変わり者」を濃縮したようなキャラクターなんですね。

考え方、話し方、立ち振る舞い、かなり独特なんですが、「誇張はしているけど、大学という場にはよくいるわこういう人」と思わずクスリと笑えます。

決して悪い意味で言うんじゃないんですが、ある種の発達障碍的な特徴なのかな~と思われます。(調べてみたら公式設定ではそれを否定しているようですが)

同業者の皆さんの多くが同意してくれるのではと思いますが、大学教員で発達障碍っぽい特性を持つ人の割合は私の認識する範囲内では非常に高い。(まあ、私自身も違うとは言いませんが)他のキャラクターたちも、それぞれに「いるわこういう人大学に」というタイプ。

そこにスパイスのように入っている、リア充とか陽キャというカテゴリーに入りそうな金髪美女ペニー(上記4人組の一人の恋人)の言動が、「世間のリア充と研究者ステレオタイプのズレ」を際立たせていて面白い。更にそれと対比される真面目・オタク・地味カテゴリーで生きてきましたという設定の女性研究者エイミーの女性対比もこれまた「ありそう」を濃縮していてコミカルです。

同業者の皆さん、とにかく一度お試しあれ。だまされたと思って!

(同業でない皆さんにもおすすめです。普通に笑えるドラマです)