大学の仕事
ウクライナ情勢、大変なことになっていますね。専門家ではないのでよくわからないんですが、アメリカはここまでの事態を招くリスクをおしてウクライナのNATO入りを拒否しなかったことに何かメリットはあったんですかね?(国益的に)自由だの民主主義だのの…
先日書類審査の話をしていた人事、面接を終えてほぼ決まりました。 あとは上の方(エライ人たち)のプロセスです。 msr2do.hatenablog.com 少し前まで自分が必死に応募していた公募、採用側に回って気づく点も多かったです。 もちろんたったひとつのケースな…
はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問」 こういうのは閲覧数の多い人気ブロガーがやるものかもしれませんが、10周年だそうなのでのっかってみます。 ブログ名もしくはハンドルネームの由来は? ブログ名はもう何の捻りもなく内容のコンセ…
長年、研究職でのポストを求めて就職・転職活動をしてきた私ですが、今は採用人事に関わっています。う~ん、感慨深い。 今日はそこで感じたことを少々。 公募書類って一通作るのも大変な手間がかかりますよね。企業に応募する際の履歴書とは全く違うと思い…
が終わったー! 何かといいますと、共通テスト(去年まではセンター試験)の監督です。受験生の皆さん、お疲れさまでした。まだしばらく受験は続く人が多いでしょうが、ふんばっていきましょう! これに関する仕事は守秘義務がありネットで書いてはいけない…
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。 今年はどうかどうかかつてのような日常が戻りますように。 さて、後期試験も近づいてきた(あるいは始まっている?)今日この頃ですね。 私は任期なしの専任として着任した新しい大学で10か月が過ぎよう…
www.asahi.com 大学教員がとんでもないことをしでかしたニュースが話題ですね。 記事のタイトルから受ける印象よりも、実際の発言は大分酷かったようです。しかも、授業中の発言だというので驚きます。 特定の人種をさして「あの人種の連中はすぐに犯罪をす…
多くの大学では後期が始まったことかと思います。まだまだオンラインでの授業も多い状況ですが、教室での通常授業もかなり増えてきたようですね。私はようやく、この春着任した現在の大学で学生の顔を見ながら初めて授業をしました。 配布資料の束やパソコン…
成績を付ける作業の過程でちょっとおもしろいなと思ったこと。今学期、全ての担当科目が期末試験の代わりにレポートとなりました。学期中真面目に取り組んでいたにもかかわらず、なぜかレポートを提出してこない学生というのはいます。まあ、普段からそうい…
かつてないイレギュラーの今学期も、成績付け作業が終わりました。 昨年度までの勤務校と現在では、偏差値にして10ほど違います。決して上位校ではありませんが、いやぁ、思っていた以上に学生たちが優秀でまじめで、本当に嬉しい。全く同じ課題を出したとこ…
前回の記事で、今年度着任した新しい大学では雑用、というか校務がものすごく少ないということを書きました。なぜ、校務の量にこんなにも差が生じるのかを振り返ってみたいと思います。 まず、当然だろうというところから。 1.人的資源が十分である。 教員…
…んですよね。今日は新しい大学での仕事について、でも。つい「でもまだ着任したばかりだからな」などと思ってしまいますが、前のブラック大学の初年度の手帳を見返してみると、もうこの時期はガッツリ雑用漬の毎日でした。いくつもの委員会に所属し、入試や…
皆さん、お元気でお過ごしでしょうか。 ほぼ自宅に引きこもって淡々と授業準備や研究をしていますが、先日、新しい研究室用の本棚やデスク周りに入用な品を買いに無印良品へ行ったところ、プラスチックのレジ袋の配布をまもなく中止するという掲示がありまし…
オンライン授業なんて、こんなに急ごしらえでできるものなのかと前回書きましたが、やはり「できる」わけではなさそう。 新たに来たばかりの現在の勤務先や、友人知人に聞いた他の大学の話では、「とにかくなんとか授業をせよ」という命令が細かい指示や諸々…
「新学期が始まる頃には収束してくれていないかな」三月が始まる頃はそんな風に皆、考えていたように思います。 しかし、むしろ状況は明らかに悪化。ついに緊急事態宣言が出されましたね。大学も今、全国でパニック状態かと思います。 そんな中で新しい大学…
今年度も残すところあと数日。 私は既に前職の大学がある土地から引っ越してしばらく出勤しておらず、なんだかもう辞めたような気分になってしまっています。 三月って大学は授業もないですし、新年度に向けた仕事は色々あるものの、もはや新年度にいなくな…
bashikoism.com とある元小学校教員のブログを目にしました。一度辞めて色々やってみて、また戻ってこようという若い方のようです。 偶然目にした記事だったのですが、非常に印象に残りました。この記事を読んで表題のテーマについて少し私見を述べてみたい…
近年、どこの大学でもやっていると思いますが、大学教員がお互いに授業を見学し、得られたことをレポートするという仕事があります。互いに授業の工夫や良い点を学び、教員たちの授業の質改善につなげようというもの。 私も数年間この授業見学をやってみて、…
令和最初の記事は、たまたまですが、このブログ100記事目でした。 一年半近く経ってやっと100か。ブログとしては少ない方ですね。 1記事書くのに結構時間がかかってしまうので、あまりしょっちゅう書けずにいました。 というわけで、やや今さらな内容ではあ…
年度末年度始でバタバタと忙しく、ブログを書きたいと思いながら全然書けていない今日この頃。 しかし、やはりこの記事はスルーできません。昨日の朝日新聞の記事ですが、朝日のアクセスランキング上位になっていました。 digital.asahi.com 人文系の女性研…
米国でタイトルのような調査をした結果の33の職業を紹介するという記事がありました。「ストレスの少ない」とは、「批判を受け止め、ストレスの大きな環境でも落ち着いて、効率的に対処できる」必要が少な目な職業のことだそうです。「高給」は、年収7万5千…
シラバスの季節ですね(笑) もう締め切りを過ぎたところも多いでしょうか。 何やらお上から色々言ってくるようで、毎年シラバスの縛りがややこしくなっている気がします。 今年(次年度用)は、必ず教科書か参考文献を指定すること、事前事後学修を具体的に…
カレンダー通りにお勤めの人は、三連休ですね。 大学教員を生業にしている私はというと、3日間とも仕事でございます。 まず、いわゆるハッピーマンデー、つまり成人の日を除くほとんどの月曜の祝日は、大学では普通に授業を行います。なぜかというと、祝日を…
もう八月も半ばですね。 教育困難大学教員である私が夏休みをどう過ごしているか書いてみたいと思います。 当然、夏休みといっても休んでいるのは学生であって、教職員は(一部のあんまり仕事してないダラケ教員を除き)休んではいませんけどね。 8月31日間…
7月も今日で終わりですね。夏休み、科研費の研究をなるべく進めたいところですが、どうなることか。 いくつか飲み会の予定が入っているので、それはそれで楽しむこととしましょう。 教育困難大学の任期付教員として着任して数年になりますが、成績評価とゼミ…
今朝、モーニングショーという情報番組で、日本の研究水準の低下(論文数や引用件数の減少とランキング下降)を大学教員の待遇改悪に結び付けて特集していました。 番組によれば、日本の研究費(国費)は米国や中国の半分以下。特に、実用性のあるものばかり…
www.nikkei.com 大学授業料出世払い方式、というのが話題になっていますね。 私はこれ、割といいのではないかと思います。 大学在学中は政府が授業料を肩代わりし、卒業後は学生本人が返済していくが、所得が低ければ返済は免除される。 「結局貸与奨学金と…
新年度の仕事内容が固まってきました。 面倒な委員会をひとつ引き受けることになりましたが、別の面倒な委員会が任期満了となるので、プラマイゼロといったところでしょうか。 授業の担当は数カ月前には固まっていましたが、この時期へ来て急な変更があった…
もっとゆったりしたい 2月3月は、大学は長期休暇なわけですが、なんだか全然時間の余裕がない。 教育困難大学ならではの学生サービス的なイベントの準備やら、それらに動員をかけられたりやら、様々な学内委員会(教務、入試、就職支援等等々、たくさんある…
卒業式のシーズンですね。 我々教員は年中行事であり、その直後には入学式が控えているわけですが、4年間の課程を終え卒業する学生の皆さんは、感慨ひとしおだろうと思います。 ちなみに私の勤務先での卒業式のスケジュールは、式に参列し、その後、割り振ら…