研究

不正を防止するためのコスト

ウクライナ情勢、大変なことになっていますね。専門家ではないのでよくわからないんですが、アメリカはここまでの事態を招くリスクをおしてウクライナのNATO入りを拒否しなかったことに何かメリットはあったんですかね?(国益的に)自由だの民主主義だのの…

オンライン学会

最近参加した(発表を聞いただけ)オンライン学会で、遂に「画面の撮影録画は禁止」とのルールが敷かれていました。 えー・・・そうですか。不便だ。 わからんでもありませんが。 なぜだかわかりませんが、(私の専門分野界隈では)オンライン学会でハンドア…

研究者志望の若者はなぜ減るのか

www.asahi.com こちらの、長谷川眞理子先生のインタビュー記事。一行目から最終行までもう余すところなく同感です。 ぜひ読んでみてください。有料記事なので購読していないと原則読めませんが、アカウントを作成すると購読していなくても一日一つ、有料記事…

査読結果

春休み中に注力していた論文の査読結果が出て、修正の結果、掲載していただけることになりました。 修正といっても誤字脱字のような些細なものではなく、major revision(内容にまで突っ込んだ修正)が求められたのですが、無事通ってホッとしています。 ご…

日々の徒然

皆さんはGWいかがお過ごしでしょうか。今日は平成最後の日ですね。 個人的には、物心ついて以降ほとんどの期間が平成だったので、自分にとってどういう時代だったかというのは表現しづらいところですが、後から考えた時に、平成は「人生の暗中模索期間」で、…

便利!電子書籍を聞く

通勤時、私は以前からよくスマホで何か聴いておりました。 文庫本や新書を読むのもいいのですが、電車だと満員の時に開けないし、バスだと大概、日が落ちると薄暗くて本は読むのに不自由です。 聴くのであれば、満員電車もバスも問題なし。疲れていても目を…

科研費の使い勝手

今年はめでたく科研費が取れた私ですが、使うにあたって本当に面倒ですね。 うちの大学(名前を明かす度胸はありませんが、某偏差値低めの中規模私大)の場合の使い方はこんな感じです。 図書 事前申請なしに購入OK.。ただし、書名入りの領収書が必要。(ama…

転職先として他大学をどう判断するか

新年度に採択された科研費が、早くも検索サイトに反映されていますね。 不採択だった人の審査結果の詳細も発表されている様子。 ところで、転職活動中で、研究者の求人サイトであるJRECINのチェックを日課にしている私。 応募可能な公募が出た時に気になるの…

同分野のルーキーたちに対して

まだまだこの業界では若手と呼ばれることも多い、30代後半の私ですが、最近たまに、同じ研究分野の博士課程の院生さんなど、本当に若い人々と話をする機会があります。 その時に私が最も意識していることは、彼らを(ただ若く、まだ駆け出しであるというだけ…

科研費、勝因の自己分析

一昨日、無事採択されていたのを確認した科研費。 不正をしませんという誓約に同意してクリックしたり、減額された金額で予算を簡単に組みなおしたり、研究の概要や計画を簡単に書き直したりという手続きを進めています。 実際に交付されるのは6月頃であるも…

科研費、サクラサク

全国の研究者がドキドキわくわくする4月1日がやってきました。 そう、科研費の採否が発表される日です。 科研費というのは、学術研究のためのお金を国からもらうことができる制度で、大学教員などの研究者は、自分の研究がいかにすばらしいもので、この世…

研究ノートや書評の抜き刷り

同業者の皆さんは当然ご存知のことですが、論文を書いて学術誌に掲載されると、抜き刷りというものがもらえます。 これは、雑誌の自分が書いたページだけを綴じたぺらっとした冊子のようなもので、私が知る限り、30-50部、無料でもらえる場合が多いのではな…