前期も終わりかけ

大学関係者の皆さん、いかがお過ごしですか。
違う業界の皆さん、そちらはどんな様子でしょうか。

今日はただの日記です。

私の所属先の大学は、一部で教室での授業が再開されています。

着任したばかりで長年見慣れた光景ってわけではありませんが、やっぱりキャンパスに学生の姿がたくさんあるって、いいですねぇ。しみじみ思います。少数の教職員と守衛さんしかいない数か月間の大学は、どこか、朽ちていないだけの廃墟のような気さえしていました。

キャンパスのあちこちに設置されたテーブルや椅子で、一人で勉強したり食事をしている学生の姿を結構見かけるのは、三密回避なのでしょうか。固まっている学生たちももちろんいますが。
友達を作りそこなっている一年生だとしたら、少し不憫です・・・。

前期が終わろうとしている今、周囲にはオンライン授業に疲れ果てている教員もいれば、「これはこれでいいかもね?」という教員もいるようです。PCやネットを使い慣れている教員が後者かと言えば必ずしもそうではなく。
また、非常勤講師で複数の大学を掛け持ちしている皆さんは更に大変そうです。
単純に専任より多くのコマを抱えている人も多いし、大学ごとに違うツールを使うよう指示されて授業準備負担がとんでもないことになっているようなのです。
これ、本当に軽くみてはいけないと思います。ツールが複数混在すると学生が混乱するから、というのが大学の主な主張ですが、1コマ1コマ準備に多大な時間をかけるような給料になっていないことの歪みがでてしまっていますね。

オンライン授業は普通の期末試験はまあできません。やるところもあるようですが。
課題が多くて大変だという学生さんの声をネットの書き込みなどで聞きますが、本当でしょうか?課題を出すとそのチェックも大変な労力なので、そんなに毎回たくさんの課題を各科目で出しているものだろうか?と少々疑問なのですが。

私の担当授業は前期はオンラインのままなので、2月初めから9月後半まで、ほとんど在宅ワークということになります。学会も研究会も中止またはオンライン。
研究室も開放されたので行ってもいいのですが、淡々とひとりで仕事をするという意味では自宅でも研究室でもあまり変わらず。

こんなに待ち遠しくない夏休みは人生初めてかもしれません(笑)