先の見えない今日この頃

新しい大学に着任して早4か月。期末試験シーズンですね。筆記試験の予定をレポートに変更したケースが多いようですが、レポートは採点が大変です。
きちんと採点基準を設け、コピペなどの不正も徹底的にチェックすると、数百人分ということもザラのレポートの採点にはものすごく手間がかかります…。私の場合、ほぼ強制的に全科目がレポートとなりました。
ふう。後期も多くの大学、多くの科目がオンライン授業となりそうな情勢の中、授業準備も例年に比べとても夏休み中には終わりそうもないですし、淡々とした孤独な仕事スタイルが続くという意味でも楽しみではない夏休みですが、採点と授業準備に追われて研究にあまり時間が使えなさそうという意味でも楽しみではない夏休みとなりそうです。

4月5月と違って、なんだか「どうも終わりが見えない気がしてきた」という暗い気持ちが漂い、年配の教員たちは、自分が感染して重症化するリスクを身に迫る危機として数か月前よりも怖いと感じているようです。

対策も中だるみしそうになる一方、この先どうなっていくのかなという漠とした暗い気持ちの中、誰かが言っていた、「こんなのキャンパスライフじゃない」という言葉に、「やっぱりそうだよね」と思ってしまいます。

友達も作れない新入生、サークル活動もフィールドワークや実習もなく、大学生ならではの夏のレジャーも、恋愛を楽しむといった機会も、ことごとくほぼなくなり。それどころではない業界も多いこととは思いますが、大学の中でも、非正規職員や、学食や購買の業者もかなり厳しい状況にあるでしょう。

しかし、こういう時はなるべく、気分だけでも楽観的に、なるべく不安やストレスをため込まないようにしたいものですね。不安に思ってもあがきようもないので。もちろん、きちんと対策をする危機感は忘れずにですが。

ささやかな楽しみを見つけて暮らしましょう。私は最近、動画や新書や漫画などを以前より読んだり見たりしています。

youtubeで無料で見られるこちらの動画、おすすめです。(煩わしい広告も付きません)。

完全に文系の私には、理解できていない部分もあるのですが、それでも面白いです。

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