コンティジョン【映画レビュー】

新しい大学で初めての給料をもらいました。

今月は会議など時間拘束のある仕事は、27日現在でたったの6時間です・・・。なんだか未だ、この大学に就職した気がしない(笑)

なにせ授業がオンラインですしね。それなのに1か月分の給料を満額もらってよいのだろうかという気もしますが、実際の4/1-27現在の私の労働時間は(昔からなんとなく記録しているのですが)151時間です。4月はあと数日残っていますが、トータル恐らく170時間ぐらいになるかな。

一般的なフルタイム勤務よりやや多いぐらいでしょうか。通勤時間もないので、比較的のんびりしている感覚です。

ちなみに、一般企業では4月末の給料は1か月分支給とはならない(なんなら支給がない)ようですが、大学は満額支給が一般的のようです。夏のボーナスは満額だったりそうでなかったりまちまちのよう。

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さて、ネットで話題になっていたウィルスのパンデミックを題材にした映画を見てみました。中国の蝙蝠(と豚)が発生源で世界に広まり…と今の状況によく似たストーリー。最近になって知った専門用語なども色々出てきて、リアルに作られているのがわかります。

この作品を私(アラフォーで健康体、医療水準の高い先進国に住み衣食住にも困らない)が見てしみじみ感じたことは、「あぁ、私はコロナウィルスをあまり我が身にとって恐ろしいと思っていないよな」ということです。

社会にとって恐ろしいとはかなり感じていますが、感染して自分が死ぬかもしれない、怖い、という感覚がほとんどないことに改めて気が付きました。

 アラフォーだろうが健康体だろうが犠牲者は出ていると報道されていますが、やはり重症化リスクや死亡リスクは高齢者や持病のある人と健康で高齢でない人とは圧倒的な差があるようです。

感染予防に気をつけていればまあ防げるのではないか、そしてもし感染しても自分の場合、死ぬ可能性は推定0.1%程度らしい、と思うと、「感染≒死」と感じている映画の中の人物たちの感覚とは全然違います。それよりも、「リスクの高い人を守る」「社会を守る」ために感染予防に努めなければという感覚なのです。

高齢でなく健康体な人は多くがそんな感覚なのではないでしょうか。そういう感覚で、自分さえよければとしか思えないと、パチンコ屋に並んでみたりするんでしょうね。

それが、映画のウィルスとは違ってコロナウィルスの困難な点のひとつでしょう。しかし今の状況で、自分が高齢で持病ありだったらどんなに恐ろしいことか。難しいですが、そういう想像力をもって行動しなければなりませんね。