ゆっくりできた週

msr2do.hatenablog.com

以前この記事を書いていた安田純平さんですが、解放されて何よりです。

3年もの間、テロ組織に囚われていながら、諦めず正気を保っていられたとは、精神的な強さを感じますね。お疲れ様でしたと陰ながら労いたいです。

ちなみに、「韓国人のウマルです」と述べた理由は、捕えられている他の人に知られないように、本名と本当の国籍を明らかにすることを禁じられていた。また、イスラム教に改宗させられウマルという名前を選んでいた、ご本人は証言しているそうですね。

 

ところで、多くの場合、文系の大学教員は週3日講義を担当します。そして、週1回、会議日が設定されていて、その日に教授会をはじめとする色々な会議が入ります。

長期休暇期間を除くとその会議日にひとつも会議がない週というのは、昨年度は1回もなかったのですが、先週はひとつも会議がありませんでした。更に、週末も入試やオープンキャンパスがなく、学生のアポも入っていない。

なんと、一週間で予定は授業のみ!リレー講義(複数の教員で1科目15回を分担する科目)も先週は担当回がなかったので、授業や演習6コマだけです。

いやあ、学期中にこんなに時間に余裕がある週は大学で働き始めて以来かもしれません。

お陰で研究の資料の読み込み、手間のかかる公募書類作成、やろうと思っている新しいアクティブラーニングの準備に時間を使えた上で、いつもよりゆっくり寝るなどできました。時間が足りずやるべきことをぎりぎりで回している時も多いので。

科研費で購入した文献など資料も溜まっているので、どんどん読んでいきたい。

それにしても、先週感じたのが、公募書類を書く必要もなく(これは必要ない人も当然多いでしょうが)、研究をする気も既になく、授業のアップデートすらしない大学教員は、校務は多少担当するでしょうが、なんてヒマな日常を過ごしているのだろうか、ということです。

研究を放棄し授業もアプデなしなどという教員がたくさんいるとは思いたくないけれど、たくさんいるでしょうね。

優雅な身分ともいえるかもしれません。

 

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