今年のアカポス就活始動(済)

さて、年度が改まって三か月近くが経ちましたが、実は私は今年度で任期切れなので、次を見つけなければなりません。任期付きといっても、テニュアトラックなどではないのです。

次こそ任期なしのポストを得たいところですが、切羽詰まっているので任期付きもどんどん応募していかねばなりません。

昨年度よりやや減といったところですが、私が出せる公募は、既に締め切りが過ぎたものもこれからのものも併せて、現在のところ15件ほど。早いものはすでに5月に応募しました。分野がドンピシャではなく、「一応出すだけ出そうか」というものも含んでの数です。

まあこれが一々手間がかかるんですよね・・・。

任期付きも射程に入れればなんとかなるかなと割と楽観的には考えているのですが、一体、自分はいつになったら数年後の未来を不安に思わず仕事ができるようになるのだろうと、ため息がでます。

最近もJRECINを見ていたら、たった1コマの非常勤の公募に、研究計画、教育の抱負、業績数点とその要旨、シラバス、学位記の写しなどを求めるものがありました。

なんだかなぁ・・・。たった週1コマ、2-3万の仕事のために。

私も、非常勤だけやっていた時代はこうした非常勤の公募にも一生懸命応募していましたし、伝手で選考なしに決めたり、本務校のあるそこそこベテラン教員にばかり非常勤を依頼していると、若手に教歴がつかないという問題もあるので、これはこれで有難いと思うべきなのでしょうか。

ところで、またとんでもないニュースが出ていました。

大阪の大手門学院(追手門学院大学の法人)が、人事評価の低い事務職員さんの一部に、ブラックそのものといったとんでもない”研修”をしていたようです。

強い非難、人格否定、退職を迫るといった内容。下の記事をご覧ください。

www.asahi.com

追手門学院大、「働きたくない大学リスト」に入れておくとしましょう。

今回たまたまとか、事務職員さんに対してだけだから教員は違うとか、そういうものではないでしょうからね。 こういうことをやってしまう文化風土があるということ。企業や法人の文化風土って、非常にあなどれないと私は考えています。トップがガラッと変わると変化することもあるでしょうが、一族経営だったりするとそれは望めないし。(追手門学院大は創設者と現理事長の名字は違うようですね、それだけではわかりませんが、どうなんでしょう)