新学期ですね
もう大体どこも新学期の授業が始まっている頃ですね。
授業準備に目途をつけてから4月を迎えたいと思っていましたが、結局叶わず。いくらか準備が終わっていないものが残ってしまいました。
さて4月の憂鬱といえば、学生の顔と名前を大量に覚えなければならないことです。私の勤務先のような教育困難大学では、ゼミという名のクラス制が敷かれているところが多いようで、下手すれば4学年それぞれにクラスがあります。2-4年生、あるいは1年生に基礎ゼミ、3-4年でゼミ、という3学年形式も多い様子。それらの3ないし4学年が混じってゼミをやるのではなく、学年ごとに、それぞれ結構な人数が割り当てられた、ゼミではなく文字通り「クラス」のような格好です。
国立大学では3-4年生と大学院生で構成されるひとつのゼミを教員が担当することが多いでしょうが、それとは雲泥の差ですね。
また、自分が担当するクラスの学生が問題を起こすと、そのケアやフォローは担当教員に回ってきます。こういう大学でのゼミ担当とは、学問とは全然違った点で負担が大きい仕事です。
ゆうに2桁後半と人数が多いので、顔と名前を覚えるのだけでも大変です。(全員が新しい学生ではありませんが)
髪形や服装が似た感じの学生が多く。
しかし、彼らは(当然でしょうが)「ゼミの教員なのに自分を覚えていない」と知ると大変がっかりし、扱いが更に難しくなるので、信頼関係構築のためにも覚えることは必須です。
記憶力は悪くない方だと思うのですが、昔から人の顔と名前を覚えるのが苦手。苦手は努力でカバーするしかないので、ひたすら学生個別に特徴や会話のメモを残し、逐一目を通すようにするなどしています。小学生の名札、あれ、付けてくたら便利なのになあ(笑)