裁量労働制
今話題の裁量労働制。
大学教員もこれに当てはまります。
これについては言いたいことがありすぎて簡単には書けませんが、とりあえず私は激務です。
運良く儲かっていて規模の大きな大学にテニュア(正規のポスト)を得て、そこそこ上の立場になり、教育も研究もどうでもいいと適当を極め、校務から逃げ回れば、9時5時OLよりずっと少ない労働量で大学教員をやれるかもしれません。
そして、実際そんな人がいないのかというと、どうも多少いるらしいので、批判されたり誤解されたりするんですよね。
しかし、まともに仕事(教育、研究、校務)をしていたり、一部の恵まれた大学以外の教員で逃げようがない(特に学生のお世話と校務から)場合は、大学教員はかなり働いています。
名ばかり管理職の弊害を思い出しますね。
裁量労働制の拡大なんて更なる激務を生む将来しか見えないです。
働き者の蟻だけにすると、巣は破綻しやすいらしいですよ。そんな記事を読みました。
ぎりぎりの人員で、一人当たりの労働力を可能なだけ増やし、少しの余裕もない職場は疲弊し、生産性は低下し・・・。いいことないと思いますけどね。
ふう。明日は教務関係の委員会です。やれやれ。