正規職への道
以前にも書いた通り、私の現在の職は任期付きのポストです。
任期切れになる前に、正規のポスト(大学教員の場合、テニュアとかパーマネントとか呼びます)を得るべく、せっせと転職活動をしております。
ほどんとの大学のポストが4月採用で、稀に後期(9月末か10月頭)からの採用もあるという形なのですが、早くも来年4月採用の募集が、この時期出始めているんですね。
まるで大学生の新卒向け就職活動スケジュールのようです。ピークは夏ごろだと思いますが。
私の分野でも既にいくつか募集が出ていたので、3月中に書類を準備しておきたいところ。
大学教員の応募書類は、普通の転職活動で提出する履歴書と違い、ひじょーーーーに面倒です。今までに発表した論文や、学会発表を全て記載し、それに説明もつける必要があり、論文は代表的なもののコピーなどを同封します。これらが、応募先の大学によってそれぞれ様式が異なることも多く、1件1件作り直す必要ことが多いわけです。
そしてこれに加えて、抱負や研究計画、エッセイなども求められます。
推薦書を求められる場合もあり、そうした場合は恩師などに頭を下げて頼みます。
やれやれ、こんな感じで1件応募するだけで一苦労なのですが、倍率は高く、面接にも呼ばれないことの方が多く、何度も繰り返すと落ち込みます。
そう、大学教員職の場合は面接よりもこの書類で絞り込みをするので、面接に呼ばれたら、それはもう最終選考という場合が多いのです。
私も30代後半。
来年こそ、定年までの安住の地を見つけられますように。