NHKワンセグ裁判、NHKの逆転勝訴
こちらで、3日前に「まだ判断は割れている」と書いたところでしたが、NHK敗訴の地裁判決が取り消され、高裁でまたNHK勝訴です。
NHKの現状に納得がいかない私としては、残念です。
しかし、争われているのが「設置」にあたるのかどうか、という点である以上、この判決はまあ仕方ないかなという気がします。
TVの受信を全くこれっぽちも目的としておらず、TV視聴機能を一度も使用しないにも関わらず、契約を強制されることに納得がいかないのですけどね。
今後はiPhone以外にもぜひ、ワンセグ機能のないスマホを多く作っていただき、「スマホは欲しいがTV機能いらない」という国民のために選択肢を増やしてほしいものです。
しかし、技術的なことは全くわかりませんが、もしワンセグ機能をつけることがもはや低コストで簡単なのであれば、わざわざ「ワンセグ機能だけ外す」という機種を作る動機は、メーカー側にはないかもしれません。海外のメーカーも多いですし、国内のメーカーも、そんなピンポイントなユーザーのために独立した機種を作るメリットはないかもしれません。同じ機種で、「ワンセグ有り無し」を選べればいいなと思いますが、そうはいかないのでしょうか?
ため息が出ますね。
しかし、スマホだけでNHKと契約したくない皆さんは依然として、「取り消されたとはいえ、地裁でNHK敗訴の判決もあった以上、最終的な最高裁の判決が出るまで契約は留保する」と主張し、こだわりがなければiPhoneに変えてみるのもいいかもしれません。
そうすれば、「留保していたが結局iPhoneに変えたので契約はしない」と言えます。
iPhoneでも、大手キャリアで契約するのではなくデバイスだけ購入し、格安SIMで利用するという方法もあります。
NHKを契約している皆さんは、「なんでそうまで契約しまいとするのか」と快く思われないかもしれません。
しかし、なんとか払わずに済ましてやろうなどと思っているわけではありません。納得がいかないから嫌なのです。
私はお金を払って新聞は二紙契約しています。価値があると思えば喜んで払うのです。