楽天かAmazonか
ふるさと納税について書いていて、私は我ながら実益主義だなと思いました。
ネットショッピングを利用する人々の間で、Amazonか楽天かという論争をよく耳にしますが、同業者や友人知人の間では、Amazon圧勝のような印象です。数えたわけではありませんが。
そんな私は楽天派。書籍は主にAmazonですが、それ以外はほとんどAmazonでは買いません。楽天では、コンタクトレンズ、米、飲み物、洗剤、ペットの餌等、定期的に必要で、日持ちし、重いもの、近所であまり売っていないものをメインに、色々購入しています。
楽天をかれこれ数年は愛用している私は、なぜこんなにAmazon人気が高く、楽天アンチが多いのか不思議に思っていました。経営はAmazonの方が圧倒的に好調だという記事も読みましたが、一消費者として利用することと企業の経営状態は別問題です。買ったら終わりですし。
私が楽天を利用する理由、それは、多くの楽天ユーザーも同様でしょうが、ポイントです。楽天市場で使うための年会費無料のクレジットカードももちろん持っています。
楽天はポイントが貯まりやすいというのは有名ですが、どれくらい貯まると思いますか?
上に挙げたような、必要な日用品プラスアルファを2-3か月に一度のお買い物マラソンやスーパーセール(ポイントが大幅に増える期間)買ったり、旅行の際に楽天トラベルでホテルを予約するなどしている私の、2017年の獲得ポイントは、なんと約67000円分。
普通に楽天で購入するもの何にでも利用可能です。
全然ポイントが貯まらないAmazonを使う気は全く起こりません。
値段も、よく買うものを比較したところ、Amazonの方が安いということはほとんどないように思われます。それどころか、楽天の方が同じ商品でもサイズや種類のバリエーションが豊富だったりして、便利なのです。
そんな楽天をAmazonファンが嫌う理由について、語っているブログなどをいくつも見てみたところ、大体同じような点に集約されることがわかってきました。
簡単にいうと、「ダサイ」「(想定されているユーザーが)賢くなさそう」といったことではないかと。
アメ横の年中閉店セールの店のような、胡散臭いアピール、やたら過剰で誇張された宣伝が、「これを買ったら俺はこんなのに釣られるバカなユーザーだと言っているようなものだ」と感じさせるのではないでしょうか。
その他に多くあげられる点に関しては、例えば
・メルマガが鬱陶しい。→購入する際に、メルマガ希望のチェックをすべて外せばいいだけ。私は何一つメルマガは受信していない。チェックを入れていなければ何も来ない。
・レビューが「まだ届いてないけど楽しみです」など、何の意味もないバカっぽいものが多い。→おまけプレゼントの条件が「到着後レビュー」になってきており、そんなバカげたレビューはそれほど多くない。件数が多いので役立つレビューも多い。
・届くのが遅い。→これは、すぐ欲しい、という人には確かにデメリットかもしれませんね。
とまあ、楽天一押しなわけですが、楽天での買い物は、月1ペースで行われるポイント増加時期に集中させています。
購入店舗数に応じてポイントが倍増していくのです。
ところが、ごく最近、楽天でも大人気の日用品販売店が、送料無料となる金額を軒並み1000円ずつ上げてきました。
これまで1900円以上購入で送料無料だった店が3000円以上、4000円だった店が5000円以上、などです。
運送業者のブラックぶりも話題になった昨今、仕方ないとは思いますが、購入店舗数を増やしにくくなった、つまり楽天ポイントが稼ぎにくくなったといえます。
現状ではちょっとだけハードルが上がったというくらいですが、もしポイントを全く稼げなくなっても楽天を利用し続けるか?
そう聞かれたら、正直答えはNOですね。