大学教員は見栄を張らない(人が多い)のか

はてなブログに「今週のお題」なるものがあり、先週は「2019年に買ってよかったもの」でした。たまには「お題」でも書いてみようかとあれこれ考えていたら、既に終了したようです(笑)

乗り遅れていますが、書いてみようかと。

とはいえ、「2019年に買ってよかったもの」に何があるだろうと思い起し、気づいたんですよね。「あまり(ブログに書くほどのものを)買っていないな」と。

健康補助食品というか、サプリメントのようなものに今年は珍しく3万円ほど費やした他は、たまたまですがレザーのものをいくつか買いました。手袋、キーホルダー、カバンです。そうはいっても、前二者は一万円にも満たないもので、大物を買ったという感じでもありませんが。

自宅や研究室のカギをつけるキーホルダーは誰かに観光地の土産でいただいたものを10年以上使っていましたが、いい年をして、キーホルダーぐらい渋めのものを使うべきではないかと思い立ち、購入しました。

手袋に至っては、一昨シーズン穴が開いたので買い替えなければと思い、しかし面倒なので昨シーズンはじめに100円ショップで200円ぐらいだったものを購入し、それを使用しているうちに、それほど毎日使うわけでもないこともあって「まあいいか」と思い、1シーズン過ぎたというありさまでした。100円ショップの品質には侮れないものがありますが、これもいい年をしてどうかと思い、先月革製の手袋を購入しました。

大学教員の収入はすごく高くもないが安くもないかと思われます。

ピンキリではありますが、年収のボリュームゾーンは:

(やや安め)40歳600万、60歳900万

(高め)40歳1千万円強、60歳1400-1500万円

というところかと。

本当かどうかはわかりませんが、年収1千万円ぐらい稼ぐ職業は、その分スーツや時計、カバン、車等、仕事柄安物にするわけにはいかず、費用がかさむのだというような言説をしばしば聞きます。(これを見栄というと語弊があるかもしれませんが)

大学教員は収入の割にはそういった、安物を身に着けていては恥ずかしいので特に関心がなくてもそこそこの値段を出さざるを得ない、というプレッシャーが全然ないと思われます。

もちろん、良いものにこだわっている上品な身なりの教員や、高級車に乗っている人、おしゃれ命といった風の女性教員なんかも中にはいますが、謎の身なりをした教員や、100円ショップのものを身に着けたり全く服装に無頓着な人も普通に混じっており、カバンなどはリュック率が異様に高く、自由な雰囲気です。

個人的には大学のこういうところが好きです。

数十万円の時計を身に着けることが身だしなみだという職場でなくてよかった。

(しかし、教育困難大学の方が、一流大学よりもきっちりしたスーツ姿の教員率が高いような気もしますが)

というわけで、上にあげたレザー製品は気に入って使っていますが、日用の消耗品などを除くと大したものを購入していない2019年でした。ボーナスは家具家電の買い替えの他は貯金。私個人ではなく家庭としてはそういえば夏のボーナスで洗濯機を購入したんでした。ドラム型の乾燥機付きは便利ですね。

 

何か大きなものを買うとしたら、椅子が欲しい。買うべき理想の椅子をまだ発見していないので来年の目標としたい。

新しい大学の研究室の椅子も気になるところです。