喜ぶ人々

学術会議問題、研究者界隈では非常に話題となっていますけど、菅氏がこうしたことをすることに何の驚きもありませんが、ネットで菅支持層と思しき界隈やらいわゆるネトウヨと呼ばれる界隈の言説を見ると、改めてうわぁすごいなと脱力しますね。

ざっくりいうと、

「任命権があるのだから当たり前」

「学術会議など存在意義はない。調子に乗るな」

「むしろ無駄な存在であることを自覚しろ」

みたいな論調が多いよう。皆むしろ「いいぞやれやれ」という感じで喜んでいる。

嫌いな意見(の人々)がダメージをくらうと喜ぶだけって、そこに理はあるかみたいなことを考えて虚しくならないのかな?当然ならないんでしょうね。

ここで「安倍政権や菅政権を強く支持するがこれはいただけない」みたいなことを言う方がかっこいいのに。

 

※学術会議問題

学術会議という学者から成る機関の会員候補を、会議側が推薦した中で安倍政権に批判的な立場を示したことのある6名だけ首相が任命拒否したという出来事。これまで任命は形式的であり首相の任命拒否は前例がないそう。