やたら誘ってくるのに実行はしようとしない同僚の不思議

以前から不思議で仕方がなかったことの答えを、ネットサーフィンで得られた気がして非常にスッキリ。

眠くて仕事にならず、ネットサーフィンしていた時のこと。某有名掲示板にこんな書き込みを見つけました。

泊まる気が無いのに泊まりたいと「頻繁に」言う友人 : 家族・友人・人間関係 : 発言小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

掲示板の人物の友人は頻繁に「お泊り会をしよう」と提案してくるのに、自分から日程を決めて動こうとはしないし、自分から日を提示してみても有耶無耶にされ、結局進まない。しかし、その後も頻繁に「お泊り会しよう」と言ってくる、というのです。

過去、似たような同僚が2人(軽いものを入れると3人)いました。「食事に行こう」「飲みに行こう」とやたらと言ってくるのに、いざ具体的に提案すると断られるし、向こうから具体的な提案はないのです。しょっちゅう誘うくせに、誘うだけ。あるいは、実現しないこともないが、10回に1回程度、という調子。

徐々に「これはたまたま都合が合わないのではなく、行く気ないのだな」と察し、こちらも適当に流し、それについて話題にはしないようにするのですが、それでも彼/彼女らは「食事に行こう」「飲みに行こう」と事あるごとに言ってくるのです。

私は不思議でなりませんでした。私が最初に言い出して、「いいね」と返事をしつつ実行されない、というのならわかります。断りにくいけれど行きたくはないという心理だと理解できるからです。しかし、こちらは何も言わないのに、わざわざ向こうから食事や飲みの提案をする理由は、一体何なのか、行く気がないなら言わなければいいだけではありませんか。

ちなみに2人の同僚は2人とも私と同年代で、一人は男性、一人は女性でした。軽度の人は同年代男性です。

性別は特に関係ない気がしますが、同年代というのはポイントである気もします。

この掲示板にある人がこんな回答を寄せていました。

 

>一応良い人、親しい振りをしたいだけ

 

な、なるほど!!!彼らは「親しい振り」をしたかったのだと、ものすごく合点がいきました。もっといえば、表面上親しさを確認する行為に満足していた、といったところでしょうか。

「食事に行こう」「いいね、今度行きましょう」という会話をすることで、彼らは、『自分とサトウ(私)は親しい。サトウは自分と一緒にぜひ食事に行きたいと思っているようだ』

と認識し、満足するわけです。しかし、実際にサトウが「今週の金曜に駅前の居酒屋に行こう」などと言いだすと、それほど魅力的には感じず、都合が悪くなくても何となくごまかすわけです。

長いこと「わけがわからない」と思っていた不思議が氷解して実に爽快です。

しかし、もしもこの人々と同じ言動をしているな、と思い当たる人がいたら、知ってもらいたい。

リンク先の掲示板を読んでもわかりますが、こうした言動は、相手を苛立たせ、かなり不快な気持ちにさせることが多いでしょう。自分は親しさを再認識したように思って満足していても、相手は反比例してあなたに好ましくない印象を持っていく可能性が高いと思われます。

個人的な誘いなどせずににこやかに挨拶し仕事をするだけの方が、ただの同僚としてよほど好印象になるでしょうから、行く気もない誘いをして良いことは何もないでしょう。

 

 

 

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