漫画村騒動に見る海賊版問題

表題と関係ありませんが、私はスポーツはやる方も見る方もまるで関心がなく、全然知らなかったのですが、大坂なおみさんというテニスの選手は、日本語カタコト(ネイティブではない様子)なのですね。

 

ところで、漫画村という、漫画を違法に無料で読めるサイトをめぐる騒動で著作権をめぐる議論が活発に交わされていますね。

これに関して、出版社や漫画家は、海賊版が広まると、優れた創作作品ができなくなる。深刻な問題だ、と主張されています。

出版社や作家側の立場としては、海賊版だけではなく、ブックオフのような古書店もやめて欲しいようです。レンタルはどうなんでしょう?最近は漫画のレンタルも多いですが、記事を読んだりしたことはないものの、おそらくレンタルにも否定的なのではないでしょうか。

 

これに対して私は思うことがあります。

それは、

漫画の単行本は高い

ということです。

私も漫画は好きです。多くの読者は、好きな作品は自分の本棚に並べたいとか、きれいな新品を所有したいという気持ちもあるのではないでしょうか。

しかしね、漫画って15-20分もあれば一冊読み終わってしまうのに、400-1000円くらいします。しかも大概、一冊ではストーリーはあまり進みません。何冊も、場合によっては何十冊も買う必要があります。

そうすると、コストが高すぎる。

もちろん、漫画を一冊製作するのには膨大な手間がかかることは重々承知です。

しかし、多くの読者が「得られる楽しみに比較して価格が高い」と感じていることは事実だと思うのです。

これが「価格が適当だ」と思う手軽さになれば、出版社や作家の主張は読者の心に響くと考えます。

 

昔から思っていたのですが、漫画に雑誌のように広告をバンバン載せて、広告料でコストを下げ、値段を下げられないものでしょうか?

そうしなければ、良心に訴えるという出版社や作家の手法は、残念ながら根本的な解決をもたらすほど人々にアピールし得ないのではないかと思います。

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