私の自己防衛

森友問題がすごいことになっていますね。

権力による直接的間接的(忖度含め)な影響で税金が不公正に使われたような事例って、発覚しなかったものがこれまでにもきっと他にもあったんだろうと思うと…。

 

ところで、今朝の情報番組で「後でばれる可能性がある、バレたら大変だと、なぜ優秀な官僚の皆さんが思い至らないのか」という質問に、ある元官僚のゲストコメンテーターが、「いやもう、追い詰められて非常に視眼的になってしまい、とにかく目の前のことをやり過ごそうとするので、あり得る」と答えていましたが、何だか腑に落ちないというか。

司会者も同様に腑に落ちていない様子もありましたが、東大法学部を卒業したような日本トップクラスの頭脳が集結したキャリア官僚なのに、人は追い詰められると、そんなにも近視眼的になってしまうものなのでしょうか。

 

ところで私は、普段ゼミ生との連絡に主にLINEを使っています。

これはよろしくないと考える大学教員が非常に多いと思います。正直私も、別にすばらしい手段と思って使っているわけではなく、実際問題も多いのですが、何せ学生たち、Eメールを使えない。使えても、全然チェックしないのでまともに連絡手段として機能しない、等で不便なのです。そして、おそらく上位大学に比べ、学生に連絡しなければならない機会が、とても多いもので…。

 このLINE、学生に送るメッセージで気を付けていることがいくつかあります。まず、ひとつのメッセージだけをスクリーンショットなどで切り取られても、第3者に誤解を持たれないようにすること。「既に伝えていますが、~~です」とか、「~~なんですね、では」だとか(後者のものは、敢えて学生の発言をリピートしたり、これまでの状況や流れをまとめて言い換えたり)。

また、学生に対する言葉は、それを保護者だろうが学部長だろうが他の学生だろうが、誰に見られても絶対に「マズイ(誤解を生じかねないとか、言い過ぎたとか、言い方が適切ではないとか)」とならないメッセージしか書かないよう、肝に銘じて気をつけています。

他の点では、学生と1対1では性別問わず食事には行きません(学食は除く)。全て、万が一何かトラブルが生じた時に、己の身を護るためです。

根が小心者なので、割と気をつけている方ではないかと思います。

学生との関係がドライでビジネスライクということはないのですが、とんでもない失敗をしている同僚を見たこともあるので、常に最悪の事態でも困らないか、を考えて行動しないとね、と思っています。

 

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