イスの最重要ポイントは背もたれ！
私は形あるものに対する物欲がどうやらあまりない方なのですが、今回は珍しく買い物の話を。
仕事上、PCに向かっている時間が非常に長いもので、仕事を快適にするツールにはこだわるし、必要であればお金もかけたい。私の場合、特にこだわりたいのがイスです。ここでPCやその周辺機器などがくるのが鉄板かもしれませんが、イス。（ちなみにノートPCはレッツノートで大変満足）
最高のイスを求めるイス・ジプシーなのですが、なかなか理想のイスには巡り合えません。先週、およそ半年ぶりに新しいイスを購入しました。
それがこちら。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B06WRQSRGX/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00__o00_s00?ie=UTF8&psc=1
上の書き方でどんな高級品かと思われた人もいるかもしれませんが、19,800円也。
私にとっての良いイスとは、別に一流デザイナー作とか、上質のレザーだとか、一流ブランドだとか、そんなことではありません。まず、最重要ポイントは背もたれです。頭までしっかり背もたれが欲しい、つまりハイバックであることが第一条件です。
しかしハイバックも、「何となく一応後頭部が背もたれに触れているだけ」を想定していて、頭部分がやや前方に飛び出している（？）ようなタイプと、背中や頭部を完全に背もたれに預ける前提の作りになっているものとがあります。前者は姿勢よく座っている想定で、そもそもハイバックでなくても良いが、ちょこんと頭を触れさせると楽かな、というイメージ。
私は後者の、しっかりもたれることを想定したハイバックのイスが欲しいのですが、まずこれが少ない。どうしてこんなに少ないのか、率直に言って不思議でなりません。これが一番快適だと私は思うのに、世間の多数派の皆さんは違うのだろうか。
そして、真っすぐ座っていることに疲れた場合に、リクライニングできることも重要です。少なくとも130度ぐらいはリクライニングして欲しい。無段階式で好きなポイントでリクライニングを固定できるのが望ましいです。
そして、オットマンがついていること。足がずっと同じ姿勢でいると疲れるので、時々伸ばしたままにしたりできて快適です。
これらを全て兼ね備えたイスって本当に見つかりません。せいぜい社長室のイスみたいなものがある程度で、それですと、ゴツすぎてデスクや部屋とアンバランスで躊躇します。
そんなイス・ジャーニーの過程で最近発見したのが、「ゲーミングチェア」なるジャンル。
これらの条件を兼ね備えたイスでした。なんでも、デスクワーカーのためではなく、長時間ゲーム（PCゲームなど）をする人向けの商品とのこと。なんと、私の求めるイスの需要はデスクワーカーよりもゲーマーと一致していたようです。ゲームって、それほど長時間するものなのでしょうか？プロゲーマーがいることも知ってはいますが、そんなに数多くいるものでもないのでは。長時間デスクに向かうデスクワーカーにこうした需要が多くない（らしい）のは、一体なぜ。
それはさておき、よさそうなイスを発見したものの、ここでひとつの問題が残されていました。なんというか、デザインがゲーマー寄り過ぎるのです。
それがこちら。
「カッコいいデザインでプレー中も気分が上がる！」と言わんばかりのデザインですが、ちょっとデスクチェアには違和感があります。
赤や青の入っていない黒単色は、私愛用の楽天ではどの店もなぜか在庫切れ。あれこれ探し、検討し、しばらく在庫入荷を待ってみて…等々を経て、ようやく、普段は書籍でしか使わないamazonで発見したのが、上のリンクのシンプルな黒のゲーミングチェア、19,800円でした。
実物が届いてみて、機能は問題なし、ゴツすぎず部屋にもデスクにも違和感なく、快適でした。ハイバックも、小さなクッションが腰と頭の部分に附属しており、位置の調整も可能で、ばっちりです。
これで理想のイスを手にすることができたのか！！と喜んだのも束の間、ひとつだけ問題がありました。
最も座面を下げた状態が前回使っていたイスよりも高いため、イスの上で胡坐をかいたりすると、デスクの下にイスと足が入らないのです。
あいたたた。最も下げた場合が何cmかの確認まではしていなかった…。
いい大人が自宅とはいえそんなことをするなと言われそうですが、どうにも癖で時々やってしまいます。
というわけで、私のイス・ジャーニーはまだ続くのでしょうか。デスクの引き出しを撤去してしまうという手もありますが、しばらく考えたいと思います。
ちなみに、我が家のソファも、私の強い主張により、ハイバックです。ソファでもハイバックは少数派。なぜなのか。
