ノーベル平和賞!?
北朝鮮情勢がホットですね。
もちろん平和に向かって欲しいですし、北朝鮮の現政権には落ち着いてもらいたい。
ところで、南北首脳会談で朝鮮半島の非核化を目指すことを合意した宣言が出され、にわかに文大統領、金正恩氏、トランプ氏がノーベル平和賞を受賞するのでは!?などという話題が世界で盛り上がっているようです。
検索ボックスで金正恩、と入力したら、「ノーベル」と予測で表示されたぐらいですよ。びっくりです。(そして、キムジョンウンは一発で変換できるのに、ムンジェインは変換されないのもややびっくり)
あり得ないでしょう。普通に考えて。
この中で強いて言えばひょっとして文大統領…いえ、ないでしょうね。
オバマ氏が「これから頑張ってね賞」的な意味合いも濃かったような気もする受賞をして、結局それほど世界の平和に貢献したのか(優れた大統領だったと思いますが)やや首をひねる結果の中、ましてや「じゃあ金氏、トランプ氏は?」と言われそうな平和賞の選考をするとは到底思えません。
それはそうと、30代以上ぐらいの世代の皆さん、このニュースで何かを思い出しませんでしたか?
「自分で危機を作り出して、それを収束させたからといって、褒められるのはおかしい」という至極尤もな批判で、私は思い出しましたよ。アレを。
冷戦下、ミサイル危機の時のケネディ兄弟を英雄化した「13 days」という映画です。
確認したら2000年の映画で、昔すぎて細かくは覚えていませんが、ケネディが「世界を核戦争の危機から救った英雄」扱いされていることにものすごく違和感を覚えたことは記憶しています。「いや、そもそもお前らが危機作ってただろうが!?」と。
ケネディ好きな人やアメリカ人の皆さんにはこんなこと言うと憤慨されるのでしょうか。いうまでもなく、金正恩氏とは次元が違うのは前提として、です。