高校の黒染指導

古いニュースですが、昨日、京大の論文不正の記事で「働かない蟻」云々書いていて思い出しました。

地毛が茶髪の高校生に黒く染める指導をされ、生徒は頭皮が荒れて辛い思いをし、結果不登校になってしまったという事例がありましたよね。

橋下氏の主張をまとめると、

「本来は髪形も服装も自由にすればいいと思うがそうもいかないのが実態だ。

地毛が茶色い生徒は地毛登録という方法もある。しかし、大阪の学校では、そんなことをすれば地毛が茶色だと嘘を主張する保護者が続出し、実際に地毛が茶色の生徒は更にもっと染めるということになる。だから、実際の教育現場を見れば、一概に(黒染め指導を)批判できるものではない」

みたいな感じ。

これを、尾木ママにやたら敵意むき出しに語っています。

president.jp

大阪にやたら差別的な気がしますが、まあどこであれ、荒れてる学校で 嘘をついて地毛登録したり、地毛が茶髪の生徒が更に金髪などに染めてくる事例もあるでしょう。

ただ、登録制の学校は幼少時からの写真を提出させるなど、一応の対策は講じている。

それでも、写真を偽造する事例、実際に茶髪だがそれをいいことにさらに染める事例、そんなものが出てきた時、すべきことは一律黒染め指導なのだろうか?

頭皮が荒れて髪が傷んで、身体に害を及ぼす(人もいる)のに?

そういうのは、やはり「働かない蟻」ではないか。一定数出現するどうしようもない連中としてみなすべきではないか。

放っておけとは言わないが、それをどうにかしようと躍起になるあまり、そうではないマジョリティの人々に害を及ぼすほどの価値はないと思う。

 

皆さんはどう思われるだろうか。

 

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