男の友情、女の友情
面白い記事を目にしました。こちらです。
とある女性がTwitterで「なぜ男同士の友情は『一緒にバカやる仲間』になりがちで、致命的な欠点を正しあう仲になりにくいの?」と尋ね、たくさんの人がそれに返信しているというもの。
う~む、大変興味深い!
特に、みかん氏のこのレス。
「原因の1つの見込みとして、本能的に仲間意識ではなく戦いのライバルでしかないからなのかな、と思っています。
つまり、男の「仲間意識」というのは主に戦略的互恵関係としてしか機能しておらず、状況によってすぐ敵にもなるからかな、と。」
個人的には、非常に首肯できる解釈かと。
これに私見を足すと、
男同士の友情のよくあるパターン(重複もあり得る)
(1)戦略的互恵関係
(2)上下関係(先輩後輩など軽いものも含む。下→上は深い尊敬に基づく場合と戦略に基づく場合がある)
(3)一緒にバカをやる遊び仲間
少数パターン
(1)深刻な悩みをも共有し、心の深い部分で交流しながら致命的な欠点を正しあう仲
いかがでしょう。
これに対して女同士の友情も仮説(私見)を述べるとすれば、
女同士の友情のよくあるパターン
(1)喜怒哀楽を共感しあい、共有し合う仲
※喜怒哀楽を共感・共有できる範囲内において比較的悩みを共有し、深い部分で心の交流を持つ。
更にいえば、「男女間の友情は成り立つのか」という古来からの問いに対しても、NO側の従来の答えのひとつである
「友情が成り立つぐらいなら恋愛に転化するだろうから、友情のまま良い友情が保たれることはあまりないのでは」
というものに加え、
「友情のあり方にかなりの差異があるので、その点からも男女間の友情が難しくなっている」
ともいえるように思われます。(個人的にはこの問いの答えがNOだと思っているわけではありませんが。)
まあ、勝手な私見なわけですが、こういう実証不可能であろうテーマについて考えたり議論したりすることも個人的には好きです。
支持、反論などあればぜひお寄せください!